[84]デスクワークの場合、休憩の頻度はどのくらいでとるべき?

[84]デスクワークの場合、休憩の頻度はどのくらいでとるべき?

工場などでは定期的に休憩時間が設けられていることがほとんどですが、オフィスでデスクワークをしている人の多くは、昼の休憩時間以外の休憩を取る機会を逃している方も少なくありません。定期的な休憩は、集中力の回復や生産性の向上にもつながります。では、実際にどのくらいの頻度で休憩を取るのが理想的なのでしょうか。今回は、デスクワークにおける適切な休憩頻度と、疲労軽減の方法について考えていきましょう。

デスクワークにおける適切な休憩の頻度について

デスクワークにおける適切な休憩頻度は、「VDT(Visual Display Terminals)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」によって細かく定められています。具体的には、連続作業時間は1時間未満であること、連続作業の間に10~15分の作業休止時間を設けるのが理想的ということです。デスクワークの人は1時間に1回は席を立つ習慣をつけるようにしましょう。
また、労働基準法では、使用者は労働者に対して労働時間が6~8時間の場合には最低45分間の休憩時間を、労働時間が8時間を超える場合には、最低1時間の休憩時間を途中で与えることが義務付けられています。

デスクワークの疲労・負担を軽減したいならまずは正しい姿勢から

デスクワークをしている人というのは、外から見える以上の負担を身体に与えている場合があります。そうした疲労や負担を軽減するためには、まずは正しい姿勢を意識することが大切です。その具体的なポイントを見ていきましょう。

座ったときに足の裏全体がつくようにする

座り仕事が長時間に及ぶと、ついつい足を組んでしまいがちですが、血行不良を防ぐためには、足の裏全体が床についていることが大切です。足がつかない場合には、足台などを活用するようにしましょう。

ディスプレイとの距離は40cmくらいに保つ

パソコンのディスプレイは、近くすぎても遠すぎても背中や首に負担がかかってしまいます。ディスプレイとの距離は40cmくらいを意識しましょう。

背筋を伸ばす

背筋が曲がってしまうと腰に負担がかかるだけでなく、血行不良や肩こりの原因にもなります。座っている時の姿勢を補助するクッションを活用するなどして、背筋を伸ばすように意識しましょう。

下腹部に力を入れる

座り仕事が続くと、下腹部が盛り上がったぽっこりお腹になってしまいます。座っているときにはおヘソの下「丹田」と呼ばれる部分を意識し、骨盤を立たせて座ることが大切です。

肘は90度に

座り仕事をしていて肩や首のこりに悩んでいる方の多くは、椅子と机の高さが身体に合っていない可能性があります。正しい高さの目安は、上腕が垂直で腕が90度以上になること。パソコンのキーボードに自然に手が届くのが理想的です。

まだあるデスクワークの疲労・負担を軽減する方法

座りっぱなしの健康被害が心配されるデスクワークですが、日頃のちょっとした工夫によって疲労や負担を軽減することが可能です。

ストレッチをする

同じ姿勢で仕事をしていると、どうしても筋肉が硬くなってしまいがちです。定期的にストレッチをして凝り固まった筋肉をほぐしてあげましょう。

水分をこまめにとる

座り仕事が長時間に及ぶと、血液の流れが悪くなってしまいます。水分補給をこまめに行って、血行改善につとめましょう。

お昼休みなどまとまった休み時間をとる際は歩く

1日のうち、座っている時間が長い方は、お昼休みなどのまとまった休み時間を利用して意識的に歩くようにすることも大切です。

フットクッションを活用する

座りっぱなしで仕事をしていると、足先が冷えやすくなってしまいます。血行を改善するためにもフットクッションなどを上手に活用しましょう。

ランバークッションを活用する

姿勢の悪い状態で座り続けていると首、背中、肩、腰、骨盤などさまざまな場所に負担がかかってしまいます。背中に当てるランバークッションなどを上手に活用して、正しい姿勢で座るようにしましょう。

デスクワークをしている方は、1時間に1回は立ち上がって適切な休憩を取りましょう。デスクワークの疲労・負担を軽減するためにも、正しい姿勢を心掛け、ときにはストレッチをしたり、クッションを活用したりといった工夫をしてみてください。

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