[80]職場内ですべきインフルエンザの感染対策とは

[80]職場内ですべきインフルエンザの感染対策とは

毎年秋から冬になると全国的に流行するインフルエンザ。学校の場合にはインフルエンザに罹患(りかん)した場合、一定期間の出席停止が義務付けられていますが、社会人の場合は企業によって対応もさまざまです。ですが、社内でインフルエンザの感染が拡大してしまうと、業務に支障が出てしまうこともあります。会社としてきちんとした対応が必要でしょう。そこで今回は、インフルエンザの感染拡大を防ぐために職場内で行うべき対策について、詳しく解説していきます。

まずはインフルエンザの主な感染経路について把握しましょう

インフルエンザの感染を予防するためには、まずインフルエンザがどのようにして感染するのかを正しく理解しておきましょう。

飛沫感染(ひまつかんせん)

人混みなどでの感染に多いのが、この「飛沫感染」です。インフルエンザに感染した人が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ唾やしぶきなど0.005mm以上の飛沫が周囲に飛散します。飛沫感染というのは、これを健康な人が鼻や口から吸い込み、ウイルスが粘膜に付着して感染することです。ちなみに、咳やくしゃみなどによって排出されるウイルスの最大飛行距離は2メートル程度と言われています。

接触感染

インフルエンザに感染した人が咳やくしゃみをする際に口を手で覆い、ウイルスがついた手でドアノブや衣服を触ると、そこにもウイルスが付着することに。それを他の人が触ってしまい、その手で鼻や口をこすったり、食事をしたりすると、その人もウイルスに感染するリスクが高くなります。このように、間接的な接触によってウイルスに感染することを「接触感染」と言います。

インフルエンザの感染を予防するための6つの鉄則

では、インフルエンザの感染を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。感染予防の鉄則は以下の6つです。

手洗いとうがいを徹底させる

ウイルスが体内に侵入するのを防ぐためには、こまめな手洗いとうがいを徹底しましょう。特に外出後には流水での手洗いやうがいは基本です。アルコール製剤による手指衛生なども効果的です。

加湿する

インフルエンザのウイルスは湿度が50%以上になると生存しにくくなると言われています。感染予防のためにも、室内の湿度は加湿器などを利用して50~60%ほどで維持しましょう。

窓を開けて換気する

飛沫感染を防ぐためにも、定期的に部屋の窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。

空気清浄機を活用する

換気が難しい場合などは、空気中のインフルエンザウイルスを除去するために、空気清浄機を活用するのもおすすめです。

共有物・共有スペースを消毒する

接触感染を防ぐために、次亜塩酸ナトリウム、イソプロパノール、消毒用エタノールなどを使って、デスクやテーブル、椅子、ドアノブ、手すり、スイッチ、便座などをこまめに消毒しましょう。

インフルエンザワクチンの予防接種の推奨

インフルエンザワクチンの予防接種も感染を防ぐための効果的な方法のひとつでしょう。予防接種をしたからと言って100%感染しないという訳ではありませんが、万が一感染した場合でも、症状が軽く済むケースが多いようです。

インフルエンザの感染拡大を防止するための鉄則

社内でインフルエンザの感染が拡大してしまうと、社員の健康が損なわれるだけでなく、業務にも支障が出てしまいます。以下の2つを守り、感染拡大を防止していきましょう。

マスクの着用と早めの受診を推奨する

インフルエンザの潜伏期間は1~2日、長くても3日以内だと言われているため、症状が出たときには、他の人にうつしてしまっている可能性もあります。感染拡大を防ぐためにも、インフルエンザの流行中にはマスクの着用を推奨し、体調が悪い場合には早めに病院へ行くように周知しましょう。

感染した社員には出勤停止を指示

インフルエンザに感染した社員は感染拡大を防止するためにも、出勤停止を指示するのが一般的です。停止期間は発症後5日かつ解熱後2日間までを目安としましょう。

インフルエンザは不特定多数の人と関わる機会の多い学校や職場で感染拡大しやすい傾向にあります。上記の内容を参考にして、職場内でのインフルエンザの予防、感染対策に取り組んでいきましょう。

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