[83]座り続けるのは身体に負担がある? ときどき立ち仕事で健康に!

[83]座り続けるのは身体に負担がある? ときどき立ち仕事で健康に!

1日のうちに自分がどのくらいの時間を「座って」過ごしているのか、意識したことはありますか? オーストラリアでは「Stand Up Australia.(オーストラリア人よ立ち上がれ!)」のスローガンを掲げて、座りすぎに警鐘を鳴らすキャンペーンが、国を挙げて展開されています。オフィスワーカーの7割が座りっぱなしで仕事をしていると言われている日本をはじめ、世界各国で注目を集めている「座りすぎ」の問題。今回は、その健康問題について、理由と対策を詳しく解説していきます。

座り仕事で身体に負担がかかるとどうなる?

長時間の座り仕事を続けると、身体に負担がかかるというのは本当なのでしょうか。また、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。

腰痛になりやすくなる

座っているときには、背中を中心に大きな圧力がかかります。それが腰への負担となるため、長時間の座り仕事を続けていると腰痛になってしまうことも。

疲労が溜まりやすくなる

座り仕事が続くことで、血液の流れが悪くなるため、肩こりなど身体的な疲労が溜まりやすくなってしまいます。

むくみやすくなる

長時間座ったままでいると、血液の流れが悪くなるため、下半身を中心にむくみやすくなってしまいます。

体形が崩れやすくなる

座りっぱなしで仕事をしていると、姿勢が悪くなるため骨盤が歪んでしまいます。その結果、長時間の座り仕事を続けていると、体型が崩れやすくなってしまうことも。

寿命が縮まる可能性がある?

オーストラリア・シドニー大学の研究チームが45歳以上の約22万人を対象に3年間追跡した調査によると、座っている時間が1日8時間以上11時間未満の人は、1日4時間未満の人と比べると、総死亡リスクが15%高いことが明らかになりました。さらに、1日11時間以上座っている人の場合は、40%も死亡リスクが高まるという調査結果もあるようです。

座りっぱなしによる身体の負担を軽減・解消する方法

では、実際に座りっぱなしによる身体の負担を軽減・解消するためにはどうしたら良いのでしょうか。具体的なポイントを見ていきましょう。

ときどき立つ

座りっぱなしと感じたら、内線電話ではなく相手の席まで移動して話しかける、定期的にストレッチを行う、トイレに立つ、水分補給をするために給湯室や自動販売機に行くなど、椅子から立ち上がる機会、習慣を作るよう心掛けましょう。

小まめに水をとる

座り仕事をしている時間が長い人ほど、水分補給がおろそかになりがちです。座りっぱなしの状態で水分不足になると、血液粘度が高くなり、エコノミークラス症候群のリスクが増加します。血行を改善するためにも、水分は意識して小まめに補給しましょう。

ときどき上半身・脚を伸ばす

脚を曲げた状態で座っていると、静脈の環境が悪くなってしまいます。長時間座って仕事をしなくてはいけない場合には、小まめに上半身や脚を伸ばすように意識して、血行改善に努めましょう。

フットクッション・ランバークッションを活用する

座っているときの姿勢を楽にしてくれる足用のフットクッションや背中に置くランバークッションなどを上手に活用して、身体への負担を減らすのもおすすめです。

短い会議は立って行う

短い会議は立って行うなど、座っている時間を減らす工夫もしてみましょう。

昇降デスクを導入してときどき立って仕事をする

高さが変えられる昇降デスクを導入するのも効果的です。1日のうち合計2~4時間を目安に、立ち仕事と座り仕事を切り替えるのがおすすめです。

昇降デスク(スタンディングデスク)を活用した立ち仕事がもたらすそのほかのメリット

座りっぱなしによる身体の負担を軽減・解消してくれることで新たに注目を集めている「昇降デスク」ですが、活用することでそのほかにもさまざまなメリットがあります。

コミュニケーションの活性化につながる

座って仕事をしていると、パソコンモニターなどで周囲の人の顔が見にくいことも。立って仕事をすることで、周りの人たちの顔が見えてコミュニケーションの活性化にもつながります。

エネルギーを消費しやすいのでダイエットにつながる可能性がある

立って仕事をしていると、座っているときよりもエネルギーが消費されます。座り仕事による身体への負担を減らすだけでなく、ダイエットの効果も期待できそうです。

集中力が高まり生産性がアップする

座りっぱなしでいると、血液の流れが悪くなってしまうため、集中力が途切れやすくなってしまいます。昇降デスクを活用することで、集中力や生産性が高まることも。

座り続けるのは身体への負担が大きく、健康被害が注目されている中で、その解消に役立つ便利なアイテムなども多数登場しています。ときどき立ち仕事をするように心がけて、座りすぎを防ぎ、健康な状態で仕事をしていきましょう。

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