最適シュレッダー選び

文書レベルの情報を目の前で、確実に細断処理するシュレッダー。シュレッダーを選ぶときに知っておきたい基礎知識や選び方のポイントをご紹介いたします。

シュレッダー製品比較

シュレッダー選びのポイント

大人数のオフィスからご家庭まで、シュレッダーには設置環境に応じた様々な種類が揃っています。情報セキュリティのニーズに合った、最適なシュレッダーを選ぶためのいくつかのポイントを解説します。

Point1 : 大きさ(容量)

シュレッダーのサイズは、設置スペース、処理する書類の量、共用する人数などがある程度目安になりますが、業種や職種、使い方などによってニーズにかなりの差が出てきます。現在シュレッダーを使用している場合は、どのくらいの量の書類を日々処分しているか確認してみましょう。おおむね1日に2回以上ゴミ袋を交換している場合は、容量をアップする、より細かく細断できる機種を選ぶ、増設する、などを検討するといいでしょう。スペースに余裕がある場合は、エリアごとに設置するのもおすすめです。

容量のおおよその目安

  • オフィスでの個人使用やご家庭など

    1~2人で使用

    1~2人で使用の図

    10リットル前後

  • SOHOやセクションごとに

    2~3人で使用

    2~3人で使用の図

    20リットル前後

  • 小規模事業所、部課内で

    5人以下で使用

    5人以下で使用の図

    30リットル前後

  • 共用エリアや部課内で

    6人以上で使用

    6人以上で使用の図

    40リットル以上

Point2 : 細断枚数

シュレッダーには、一度にまとめて投入して細断ができる枚数があらかじめ設定されています。シュレッダーのスペック表に記載してある「最大細断枚数」とは、一度にまとめて投入し細断できる最大の枚数、「定格細断枚数」とは定格使用時間内に連続して細断できる枚数のことになります。細断枚数は多いに越したことはありませんが、サイズが大きいシュレッダーが多く、価格も高くなります。また、細断枚数だけではなく細断速度や連続使用時間も確認して、処理量に見合ったものを選びましょう。

シュレッダーの処理能力

1分間あたりに何枚の書類を処理できるか計算してみると、能力の比較の目安になります。

計算式

(細断速度/m ÷ 0.297(A4用紙の長辺の長さ))×定格細断枚数

例)定格細断枚数10枚、細断速度2m/分のシュレッダー(2÷0.297)×10=1分間あたり約67枚

シュレッダーは、使い慣れるにつれて使用頻度が増えていくことが多い機械です。初めてシュレッダーを選ぶ場合は、イメージしているよりワンランク上の機種を選ぶのがおすすめです。

Point3 : 細断サイズ

シュレッダーにはいくつかの細断形状があり、セキュリティ度や処理量に応じて選ぶことができます。セキュリティを重視するならマイクロカット。細断くずがかさばらないので、ゴミの量に減らすこともできますが、一度に投入できる細断枚数はクロスカットに比べると少なくなり、価格も高めになります。処理量を重視するならクロスカット。マイクロカットの約1.5~2倍の処理能力で、スピーディーに書類を処分します。オフィスの部門ごとに使い分けるなど、ニーズに応じて選ぶことをおすすめします。

  • ストレートカット
    ストレートカット
    投入した紙を縦方向にのみカットするシンプルな細断方法です。細断枚数が多く価格も抑えられますが、セキュリティの観点から、現在日本では選べる製品が限られています。
  • (スタンダード)クロスカット
    (スタンダード)
    クロスカット
    投入した紙をワンカットで縦・横にチップ状にカットする、最も一般的な細断方式です。細断枚数と価格のバランスがよく、多くの製品が販売されています。
  • マイクロカット
    マイクロカット
    細断幅3mm以下のクロスカットで、カットサイズが細かくなるほどセキュリティ度が高くなります。ゴミの量もクロスカットの半分程度となり、ゴミの少量化に役立ちます。
  • マイクロスパイラルカット
    マイクロ
    スパイラルカット
    二段階のカッターで、縦方向にカットした紙をさらに横方向にカットします。通常のマイクロカットよりも細かく、切断面もシャープなので細断くずがかさばらず、ゴミ捨ての回数が低減できます。

DINレベルについて

シュレッダーのセキュリティ基準は、「DIN規格」を参考にするのが一般的です(2017年10月現在)。DIN規格は、ドイツ規格協会(Deutsches Institut für Normung)が制定する工業規格で、国際的に広く参照されています。シュレッダーについては、『細断面積』と『細断幅』による『文書セキュリティ』の基準値として用いられ、7段階のレベルがあります。いわゆる「マイクロ(クロス)カット」と呼ばれる製品の多くがレベル5、 「(スタンダード)クロスカット」と呼ばれる製品の多くがレベル4に当てはまります。

Point4 : 連続使用時間

パーソナルタイプのシュレッダーには、5分、10分など、連続して運転できる時間が定められています。この連続使用時間(定格時間ともいいます)も処理能力を比較する重要なポイントです。不要な書類をその都度こまめに細断する場合、連続使用時間はさほど気にする必要はありませんが、シュレッダー作業というのはついついため込んでしまいがち。特に年度末やプロジェクト完了時、引っ越しや大掃除など、たまった書類をまとめて処分することが考えられる場合は、連続使用時間が長いシュレッダーを選んでおくと効率的に作業が行えます。

その他に確認したいポイント

紙詰まり対策
シュレッダーの故障の原因で一番多いのが紙詰まりです。ほとんどの場合、最大細断枚数を超えて一度に投入してしまったり、斜めに入れたために紙が折れ曲がり厚さが増すなど、投入時のトラブルで起こってしまいます。紙詰まりはギアやモーターに負担をかけ、シュレッダーの耐用年数を縮めてしまうことにもなりかねません。能力以上の紙が投入されると自動的に逆転して押し戻すオートリバース機能や、紙詰まりを未然に防ぐジャム・プルーフ システムなど、紙詰まり対策の機能が付いたシュレッダーを選べば安心です。
安全性
シュレッダーにはカッターが備えられていますので、安全性も気になるところです。ペーパー投入口の幅やカッターまでの距離には安全のための基準があり、手指を巻き込む危険性はありませんが、ネクタイやIDカードの巻き込みなど、万一の場合は緊急停止装置が付いたシュレッダーが安心です。小さいお子様のいるご家庭などでは、ロック機能付きのシュレッダーを選ぶこともできます。
静音性
オフィスで周囲に人がいるときや、家で夜間使用するときなどに気になるのが、シュレッダーの運転音。実際に店頭などで試してみて確認するのが一番ですが、難しい場合はスペック表に記載してあるデシベル数が参考になります。おおむね60dB以下ならシュレッダーとしてはさほど気にならないレベルと言ってもいいでしょう。

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